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頸・腰の痛み

NECK PAIN頸の痛み

頸の痛み

頸の痛みは寝違えや肩こりに伴って日常的によく経験されます。多くは筋肉や靱帯に由来する、あまり心配の無いものが多いのが実情です。
しかし、以下の様な場合は重要な脳血管や神経の関与が疑われます。
「突然の激しい頸の痛み」
「めまいを伴う頸の痛み」
「手の脱力感やしびれをともなう頸の痛み」
この様な場合、脊髄や脳・脳血管に問題がある可能性があり注意が必要です。

LUMBAGO腰の痛み

腰の痛み

腰は上半身の重みを支え続ける為、非常に大きな負担にさらされています。腰の背部中央にある腰の骨(腰椎)とその下方の仙椎と骨盤の間の関節において長年の間に骨が変形したり、ずれたり、椎間板がはみ出す等が起こります。加齢にともないある程度仕方の無い症状ではありますが、以下の様な場合には神経への圧迫や血行障害が疑われます。
「足のしびれ・痛みを伴う腰痛」
「休み休み歩かないと足が痛くなる」
この様な場合、骨や椎間板によって神経が圧迫されている可能性があります。

脊椎MRI検査

上記の様な頸・腰の痛みにおいては診断や外科治療の適応を判断する為にもMRIによる画像評価をしておく事をお勧めします。脊椎MRI検査では椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄に加え、稀ですが脊髄腫瘍や脊髄血管障害、背骨の腫瘍などを診断する事が可能です。

背骨の健康

背骨は多くの椎骨が椎間板を挟んで積み重なり、重い頭部と上半身からの衝撃を緩和する為にわずかに正常な弯曲があります。これを靱帯と筋肉がしっかりと支えていますが、頸椎は重い頭部を支え、腰椎はさらに重い上半身を支える為、そもそも強い負担を強いられています。しかし現代人は運動量が乏しくテレビやパソコンの利用から頸と腰を曲げた姿勢で長時間を過ごし、背骨を支える背部の筋力は低下しがちです。また、動かない事で体重は増し、背骨の負担は増えています。健康な背骨を維持する為に、良い姿勢をとり、1日30分は歩きましょう。骨を丈夫にするお薬を服用されている方は多くおられますが、背骨をはじめ、全身の骨は歩行による衝撃が加わらないとどんどん弱くなって行きます。また歩行をする際の体幹のねじりは背骨を支える筋力を増します。お薬や高額なサプリメントを飲んでも、痛い所に注射を打ってもらっても、電気治療やマッサージに通っても、良い姿勢を保って努めて歩く様にしなければ背骨は決して健康にならないと言えます。